水道水の害
良い水を飲むことは、体の新陳代謝を良くし、腸内細菌のバランスを整えます。ところが近年、水道水の水質について、いろいろと問題になっています。水道水には体に害を及ぼす「塩素」や「発ガン物質」が含まれていること、また水道管から溶け出した「カドミウム」などの有害物質が含まれていること、などは割によく知られる事実です。ただし、水道水に「活性酸素」が含まれているから体に良くないということを知っている人は少ないのではないでしょうか?
老化の原因が活性酸素だということについては別のページで触れました。
(アンチエイジングから健食を考える)単純に言うと「活性酸素」とは私たちの体を汚し健康を害していくもととなる物質です。では、なぜその活性酸素が水道水に含まれるのかと言うと、塩素で水を消毒することに原因があります。水道水を消毒するメカニズムは、塩素が直接細菌を殺しているのではなく、塩素が活性酸素を発生させて除菌しています。つまり、水道水は除菌されることによって必然的に多くの活性酸素を含むことになるのです。
では、活性酸素を多く含んだ水道水を飲み続けたり、料理に使い続けるとどうなるのでしょうか?腸内細菌のバランスが崩れ、胃腸の粘膜の細胞が損傷され、ひいては様々な病気を引き起こすことになります。塩素や発ガン物質、他有害物質が含まれていることから考えても水道水は決して口にすべきではないと言えます。
よく「水道水を沸かして飲んでいるから大丈夫!」と言う人がいますが、実は沸かすと発ガン物質などの有害物質や活性酸素が3倍に増えるということをご存知でしょうか?つまり、沸かした水道水を飲むのは沸かさないものよりも、もっと危険なのです。沸かせば安心どころか、沸かすことでさらに健康に害を与えるのです。
かくいう大半の方が小さい頃からひたすら水道水を飲み続けてきたのではないでしょうか・・・。また、外食時の飲み物、−食事と一緒に出される水、コーヒー、紅茶、などなど、も安全な水を使っているとは到底思えません。
せめて自宅で位は安全な水を飲みたいものです(良い水とは?)。