食品添加物は本当に危険なのか?
新聞や雑誌、テレビなどで度々食品添加物の不安が取り上げられることがあります。書店でも添加物をテーマにした本が山積みとなり、ベストセラーになっています。
では、そもそも食品添加物は本当に危険なのでしょうか?危険だとすればどの程度危険なのでしょうか?
健康被害の不安は、「発がん性」、「毒性遺伝」、「催奇形性(胎児などが奇形を起こす体質)」と言われています。
現在食品添加物について国が定める基準は、発がん性などが明らかに認められるものについては使用禁止、発がん性などが明らかには認められないものについては、人間が一生その添加物を食べ続けたとしても健康への影響が見られない量を使用基準にしています。
とはいうものの、では国の定める基準に従っているから安心かと言うと、日本で認可されているものの、海外では無認可の食品添加物があったり、複合毒性の不安もあるのです。
食品添加物は避けるに越したことはありません。
とは言っても、ただし食品添加物を食生活から完全に排除することは不可能です。
そこで、大切なことは、「添加物が含まれているものを出来る限り買わない、もしくは、使用種類がより少ないものを買う」、「調理で解毒処理をする」ことになるのです。(食品添加物はなぜ危険なのか?)