太るだけじゃない!砂糖の取り過ぎに要注意
食品会社が食品に大量の精製された糖を投入する理由は人の食欲を刺激するからです。糖により食欲を刺激された人はさらに多くを食べるという構図、すなわち過剰な糖分の摂取が肥満と強く結びついていることを示しています。高度に精製され加工された食品をとる人は、より自然で未精製な食品をとる人よりも概して25パーセント多くカロリーを摂取しているのです。
では砂糖はそんなに体に悪いのでしょうか?答えは、過剰摂取は体にとても悪いです。
まず、糖分の過剰摂取は肥満につながるだけでなく、膵臓ガン、腎臓結石、虫歯の原因等になり得ます。
砂糖には中毒性があるため、食べれば食べるほどもっと欲しくなりますが、精製された白い小麦粉と同様、砂糖にも食物繊維が少なく、大量摂取でも満たされません。
その上、精製された炭水化物は急速に吸収されるため血糖値を上昇させ、インスリンを分泌させ、体重増加を招きます。
砂糖を多く取るほど尿中のカルシウム、蓚酸、尿酸が増え、カフェイン・食塩は尿中のカルシウムを増やすので、腎臓結石のリスクを増やします。
また、砂糖過多によって、膵臓ガンを発症するリスクが最大で焼く90%も高くなるということがスウェーデンのカロリンスカ研究所の研究チームにより分かったという報告もあり、加えて歯の問題もあります。口の中に自然発生する細菌は糖分によって繁殖し、エナメル質をむしばむ酸を発生させるため、虫歯の原因となることは周知のことではないでしょうか。
つまり、砂糖を大量に含んだ食品をとりすぎると、栄養不足や疾病、肥満や虫歯となるのです。