少食は寿命を延ばす
人間の老化は体が錆びていくのと同じメカニズムです。大量の食物を摂取して大量に燃やすと大量の老廃物が発生します。その老廃物が老化の最大の原因であり、老廃物があまりにも多く出過ぎると寿命が数年縮まるどころか、病気で早死にします。元気に長生きするためには、少量の物を効率よく燃やす=細く長く燃やし続けることが大切です。細く長く燃やし続けることが体をクリーンに保ちます。
「今日もお腹一杯。」、「でも太らないし、体型にも出にくいからいいや。」、ではありません。余計なエネルギー、余計な物を体にいれた結果、その処理に体の細胞が使われ、老廃物が発生し、体を汚していくのです。あなたのその一口が体に老廃物を作っているのです。
あまりにも粗食な人を除き、一般の日本人は食べ過ぎと言えます。食物=エネルギーの素であると共に、食物を燃やす=老廃物が発生している、ということも心に留めておきましょう。
ガス台を使えば使うほど、特に油ものや砂糖類などの食材を使えば使う程、ガス台の汚れがひどいように、こすっても、こすっても落ちない汚れがこびりついていくように、私達の体も、大量の食べ物、特に油物や砂糖をとれば摂る程、体が汚いガスコンロ化していくのです。
汚いガスコンロ化しても構わない人は少ないと思います。であれば、低エネルギー・高栄養で効率的な代謝を行い、クリーンな体で、元気に長生きすることをお勧めします。